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デイケアサービス(通所リハビリ)

自宅で生活する高齢者が主治医の指示に基づいてリハビリを受けたり、
入浴や食事のサービスを受けることができます。

デイケアサービスでは、
・食事
・入浴
・リハビリ
・レクリエーション
などを受けられます。

対象となるのは、要支援1、2、または要介護1~5に認定された方です。

デイサービスは生活支援中心のために食事や入浴を中心にサービスしますが、
デイケアサービスはリハビリ中心の施設です。
デイケアサービスには医師や理学療法士、作業療法士などが配置され、
専門的なリハビリと、しっかりとした医学的管理を受けられるのが特徴です。

食事

デイサービスと同じように食事が提供され、介護食や治療食にも対応します。

脳梗塞などの後遺症が残ったために嚥下しやすいメニューを必要とする方や、
糖尿病のような栄養バランスに配慮しなければならないメニューの方もいます。
どんな条件があったとしても、食事が毎日の楽しみであることに変わりはありません。

入浴

高齢になって負担が大きいのが入浴です。
体の機能が失われつつあると、家族が介助してお風呂に入るのも困難になってきます。
デイケアサービスでヘルパーの介助を受けながら入浴できます。

リハビリ

デイケアサービスの最も大切な機能がリハビリです。

身体機能を維持するためのリハビリを行ないます。
関節が曲がりにくいことが高齢者の生活を不自由にします。
肩、肘、膝、といった関節の可動域を維持していくリハビリが行なわれます。
筋力の衰えも日常生活を困難にしていきます。
筋力をつけるには、その筋肉を使うことが一番なのです。
職員の見守る中で歩行訓練をすることができます。

認知症へのリハビリも行ないます。
ひもを通す、すくい上げる、折りたたむ、磨くといった、手で行なう作業を通して、
また、色分けする、間違い探しをする、計算をするといった脳のトレーニングを通して、
日常生活の機能を維持できるような訓練をします。
高齢者にとっては短期記憶を維持するのも大切なポイントです。
昔のことは良く覚えていても、最近のことは忘れがちになります。
それが進むと、さっき食べた食事のことも覚えていられなくなってしまうのです。
記憶の学習訓練を通して、記憶力の維持を図ります。

高齢者の場合は、筋力に関しても脳に関しても、
能力を伸ばすことよりも機能を維持していくことに重点をおいてサポートしていきます。

レクリエーション

歌や踊り、ゲームを中心としたレクリエーションも企画されています。
楽しみながらなら長続きする、というのは若くても年配でも同じです。
デイケアサービスのレクリエーションは、
楽しみながらリハビリも兼ねる、という側面も考慮されています。
関節、筋力、肺活量、そして他人との関わりといった社会的な力を、
レクリエーションを通して維持していけるのです。

デイケアサービスは医師や看護師、療法士などの専門家の下で動いていますので、
医療的管理の必要な方でも安心して利用できる施設です。