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デイサービス(通所介護)

自宅で生活する高齢者を送り迎えして日中の間施設で過ごせるようにし、
健康チェックや入浴、食事、リハビリといった生活支援や機能訓練を行ないます。

デイサービス(通所介護)では、
・入浴
・食事
・レクリエーション
・健康状態の確認
・リハビリ
などが行なわれています。

対象となるのは、要支援1、2、または要介護1~5に認定された方です。

自宅で高齢者を世話するのが介護保険の基本ですが、
世話をする家族の負担が大きくなりすぎないように日中の間は施設で世話をし、
家族が体を休めたり、家事を行なったり、外出できるようにしています。

入浴

高齢になると、入浴に伴う危険が増してきます。
また、掃除、給湯、入浴といった手順が負担になり入浴しなくなる傾向もみられます。
そのため、デイサービスで週に数回入浴できることに大きなメリットがあるのです。

デイサービスでは特殊な浴槽を設置しているところが多く、
ドアが付いていてまたぐ必要のない浴槽や腰掛けて入浴できる浴槽、
シャワーチェアのまま入浴できる浴槽、リフトで乗降して入れる浴槽などがありますので、
自宅での入浴が難しい方でも安心して利用できます。

ただし、高齢者の中には他の人のいる所での入浴を嫌がる方もいらしゃいますので、
個々への気遣いも必要です。

食事

仕事も趣味も旅行も若いときほど楽しめない今となっては、
多くの高齢者にとって食事こそが何よりの楽しみになっています。
と同時に毎日の料理が負担にもなってきます。
また、高齢者のお好きな塩分の濃い食事は体にとっては良くありません。

デイサービスでは、栄養バランスや嗜好などを考えた食事を提供しています。
飲み込み能力が落ちている方向けの嚥下食やソフト食も用意します。
大勢でとる食事は楽しいものです。

レクリエーション

昼食後のひとときをレクリエーションで過ごすデイサービスが多くみられます。
歌やゲーム、ダンス、物作りなどが用意されています。

このレクリエーションは、健康状態の観察やリハビリとも結びついている場合が多く、
物作りで指先を使うことも認知症防止に役立ちます。

若い頃に慣れ親しんだ歌を忘れていない方も多く、
発声をすることや笑うことは肺活量の維持にもつながるのです。

午後には昼寝をする施設が多く、楽しみの一つとなっています。

気候のいい季節には、お花見や道の駅での買い物など、
近郊へのお出かけをすることで気持ちをリフレッシュすることもできます。

健康状態の確認

デイサービスでは、通所者の血圧や体温、脈拍の測定をしています。
定期的な体重測定も行ないます。

リハビリ

身体機能や認知症へのリハビリが行なわれます。
リハビリによって自立した日常生活が送れるなら、喜びにもつながるのです。

デイサービスでは、日常の困難から開放されるとともに、
同年代の人との交流によって社会性を維持する狙いもあります。
顔なじみになった仲間や職員との交流は心を和ませます。