ページの先頭です

トップページ > 介護の資格と求人 > 介護の仕事を学校で学ぶ

介護の仕事を学校で学ぶ

少子化に伴い、高齢者の比率はこれから増えていくことが予想されます。
若い人が高齢者を支援するためにも、
小さな時からの体験や実習などで理解を深めていくことが重要になってきます。
「かっこ悪い、汚い、つらい」から、
「かわいそう、力になりたい、自分にもできる」
に変化してもらえれば嬉しいですね。

介護の仕事に関しては、
・小学校、中学校での体験
・高校の福祉課程
・専門学校の福祉課程
・短大の福祉課程
・大学の福祉課程
などを通して学ぶことができます。

小学校、中学校での体験

「自分が高齢者になったら」という疑似体験や、
介護者が高齢者を介護する疑似体験などを通して、
高齢者への思いやりの気持ちをはぐくむと共に、
介護への偏見をなくす取り組みがなされています。

電動ベッドや浴槽リフトなどの介護機器に親しむチャンスにもなります。

高校の福祉課程

高校になると、工業系、商業系、農業系といった専門職を育てる科目を履修できます。
福祉に関しても同じで、
福祉科のみを教える福祉単科高校、
福祉科を含む学科を教える総合学科高校、
それ以外の学科の中で福祉を教科として教える高校などがあります。

福祉に関する学科を卒業すると、
介護専門の国家資格である介護福祉士の受験資格を得ることができます。
訪問介護員養成研修指定校であれば、
卒業時にホームヘルパー(訪問介護員)1級、あるいは2級資格を取得できます。

専門学校の福祉課程

高校卒業後、あるいは社会人からの転身として専門学校を選ぶこともできます。
福祉系の専門学校を卒業すると、
卒業時にホームヘルパー(訪問介護員)1級、あるいは2級資格を取得できます。
また、介護福祉士の受験資格を取得できるほか、
通信課程をあわせて受講することで社会福祉士や精神保健福祉士の
受験資格を取得することもできます。

そのほか、看護師や理学療法士、作業療法士といった専門課程を卒業すると、
それぞれの国家資格の受験資格を取得できます。

短大の福祉課程

短期大学の福祉科を卒業すると、
卒業時にホームヘルパー(訪問介護員)1級、あるいは2級資格を取得できます。
また、介護福祉士の受験資格を取得できるほか、
卒業後2年の相談援助実務経験を経て社会福祉士の受験資格も取得できます。

3年制の看護、理学療法、作業療法課程を卒業すると、
卒業時に国家資格の受験資格が得られます。

大学の福祉課程

福祉専門の単科大学と、
総合大学の中に福祉学部が置かれている大学があります。
大学の福祉科を卒業すると、
介護福祉士、社会福祉士、そして精神保健福祉士の受験資格を取得できます。

学校で福祉を専攻し、資格を身に付ければ、将来の役に立ちます。
福祉の現状を見るにつけ、その必要性に心が打たれるかもしれません。