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介護保険の仕組み

高齢になると、できないことが増えてきます。
食事を作れない。
トイレに行けない。
着替えができない。
とはいっても、家族も仕事や学校で忙しく、世話をするのも限界があります。

そこで、保険制度を利用して高齢者とその家族を支えていこう、と制定されたのが
「介護保険制度」
です。

すべての人が高齢になるとしても、すべての人が介護を必要とするわけではありません。
また、みんなが同じ程度の介護を必要とする状態でもありません。
介護を必要としない高齢者や介護の責任のない若者が、
保険料と保険金支給を通して、
介護を必要とする高齢者やその家族を支えていくのが、この仕組みです。

公的な介護保険は市町村によって運営され、
民間の介護保険は生命保険会社や損害保険会社によって提供されています。

健康保険と違うのは、認定制度があることです。
健康保険は、病気や怪我で病院にいき、治療を受ければ保険の支給を受けられます。
保険料さえ払っていれば、誰の許可も必要ではありません。

しかし、介護保険は認定された人だけが保険の支給を受けられます。
認定の度合いで、適用範囲や回数が限定されてきます。
無意味な支給を抑えて、制度を長続きさせたいとの気持ちがうかがえます。
介護保険を上手に活用して、楽しい老後を送りましょう。